WordPressのエラー画面を見た瞬間、頭が真っ白になった経験はありませんか?
WordPressの復旧で最も重要なのは、不適切な操作で被害を拡大させないことです。復旧作業そのものより「これ以上触るべきか、やめるべきか」の判断が重要です。
この記事では、WordPress復旧で最も重要な「被害拡大を止める判断基準」と、症状別の安全なチェック手順を解説します。
まず結論:復旧は「被害拡大を止める」ことが最優先
WordPressが動かなくなったとき、最優先すべきは復旧作業そのものではなく、被害の拡大を止めることです。
なぜなら、不適切な操作で以下のリスクが高まるからです。
- データベースが壊れてバックアップも取れなくなる
- セキュリティホールを放置してマルウェア感染が広がる
- 誤った修復で元に戻せなくなる
まずは「触ってよいか、やめるべきか」を判断してください!
触るのをやめる判断基準(ログイン不可/改ざん疑い/原因不明など)
以下のいずれかに当てはまる場合は、自力での復旧を中断して、ご相談いただくことをおすすめします。
1. 管理画面にログインできない(パスワードリセットも不可)
通常のパスワードリセット機能が使えず、phpMyAdminなどでデータベースを直接操作する必要がある場合、誤操作でデータベース全体が壊れる可能性があります。
2. 改ざんやマルウェア感染の疑いがある
以下の症状がある場合は改ざんの可能性があります。
- 勝手にリダイレクトされる
- 見覚えのない広告やリンクが表示される
- Googleから「このサイトは危険」と警告される
- サーバー会社から停止通知が届いた
感染ファイルの特定と駆除には専門知識が必要で、不完全な対処では再発します。
3. 原因がまったくわからない(直前の変更もない)
プラグインやテーマの更新、FTPでのファイル操作など、心当たりがない場合は原因の切り分けが困難です。サーバー側の問題やセキュリティ攻撃の可能性もあります。
4. データベース接続エラーが表示される
「データベース接続確立エラー」が出る場合、原因は多岐にわたります。
- wp-config.phpの設定ミス
- データベースサーバーの障害
- テーブル破損
テーブル修復コマンドを実行して失敗すると、データが失われる可能性があります。
5. バックアップがない、または古すぎる
最新のバックアップがないまま作業を続けると、復旧に失敗したときに取り返しがつかなくなります。
こんな症状なら、ご相談ください
- 管理画面にログインできず、パスワードリセットも効かない
- 改ざんやマルウェアの疑いがある
- 原因がまったくわからない
- データベース接続エラーが出ている
- バックアップがない
→ ココナラで相談する(原因調査から復旧、再発防止策まで、お力になれることがあるかもしれません。24時間以内に返信)
症状別チェック(500/白い画面/DB接続/管理画面不可/表示崩れ)
ここからは、症状ごとの安全なチェック手順を解説します。いずれもバックアップを取ってから作業してください。
症状1:500エラー(Internal Server Error)
主な原因
- プラグインの不具合
- テーマのエラー
- .htaccessの記述ミス(Apache環境)
- PHPメモリ不足
安全なチェック手順
- FTPでサーバーに接続
wp-content/pluginsフォルダの名前をplugins_oldに変更- サイトにアクセスして表示されるか確認
- 表示されたらプラグインが原因。管理画面から1つずつ有効化してエラーの原因を特定
プラグインを無効化しても改善しない場合は、テーマや.htaccessを疑います(Apache環境)。ただし、.htaccessの編集は慎重に。バックアップを必ず取ってください。
症状2:白い画面(真っ白で何も表示されない)
主な原因
- PHPエラー(構文エラー、メモリ不足など)
- テーマやプラグインの致命的な不具合
安全なチェック手順
- FTPで
wp-config.phpを開く - 以下のコードを追加してデバッグモードを有効化
define('WP_DEBUG', true);
define('WP_DEBUG_LOG', true);
define('WP_DEBUG_DISPLAY', false);
- サイトにアクセス
/wp-content/debug.logにエラーログが記録されるので確認(書き込み権限が必要)
エラーログからプラグインやテーマが特定できれば、該当ファイルを無効化します。ただし、PHPエラーの修正には知識が必要です。無理に触らないようにしてください。
症状3:データベース接続確立エラー
主な原因
- wp-config.phpの設定ミス(データベース名、ユーザー名、パスワード)
- データベースサーバーの障害
- データベースのテーブル破損
安全なチェック手順
- サーバー管理画面(cPanelやさくらのコントロールパネルなど)でデータベース情報を確認
- FTPで
wp-config.phpを開き、以下の項目が正しいか照合
define('DB_NAME', 'データベース名');
define('DB_USER', 'ユーザー名');
define('DB_PASSWORD', 'パスワード');
define('DB_HOST', 'localhost'); // サーバーによっては異なる
- 設定が正しいのにエラーが出る場合は、サーバー会社のサポートに問い合わせ
テーブル修復を試みる前に、必ずデータベースのバックアップを取ってください。
症状4:管理画面に入れない(ログイン画面は表示される)
主な原因
- パスワード忘れ
- セキュリティプラグインによるロックアウト
- ユーザー情報の破損
安全なチェック手順
- 通常のパスワードリセット機能を試す
- リセットメールが届かない場合は、サーバーのメール送信設定を確認
- セキュリティプラグイン(Wordfence、iThemes Securityなど)が原因の場合、FTPでプラグインフォルダ名を変更して無効化
- サーバー側のWAFやログイン制限が原因の可能性もあるため、管理画面やサーバーサポートの案内も確認
phpMyAdminでユーザー情報を直接変更する方法もありますが、誤操作でデータベースを壊すリスクがあります。慣れていない場合は避けてください。
症状5:表示崩れ(デザインが壊れている)
主な原因
- CSSやJavaScriptの読み込み失敗
- テーマファイルの破損
- キャッシュプラグインの影響
安全なチェック手順
- ブラウザのキャッシュをクリア(Ctrl+Shift+Delete または Cmd+Shift+Delete)
- まずはハードリロード(Ctrl+Shift+R / Cmd+Shift+R)で改善することもあります
- キャッシュプラグインを無効化(FTPで
wp-content/plugins/[プラグイン名]の名前を変更) - デフォルトテーマ(Twenty Twenty-Fourなど)に切り替えて表示確認
キャッシュやテーマが原因でない場合、CDNやサーバー設定が影響している可能性があります。
症状別チェックを試しても解決しない場合は…
原因の切り分けには時間がかかることもあります。複数の原因が絡み合っている場合、一つずつ試す余裕がないこともあります。
→ ココナラで相談する(症状の詳細を教えていただければ、お力になれることがあるかもしれません。24時間以内に返信)
まずやるべき安全策(バックアップ/メンテ表示/ログ確保)
復旧作業を始める前に、以下の3つを必ず実施してください。
1. バックアップを取る
FTPですべてのファイルをダウンロードし、データベースもエクスポートします。
ファイルのバックアップ手順
- FTPクライアント(FileZillaなど)でサーバーに接続
- サイトのルートディレクトリ(通常は
public_htmlやwww)を丸ごとダウンロード
データベースのバックアップ手順
- サーバー管理画面からphpMyAdminを開く
- 該当データベースを選択
- 「エクスポート」タブから「実行」をクリック
エラーで管理画面に入れない場合でも、FTPとphpMyAdminは使える場合があります。
2. メンテナンス表示を設定
訪問者にエラー画面を見せないよう、メンテナンスモードにします。
簡易的な方法
FTPでサイトのルートに .maintenance という名前の空ファイルをアップロードすると、メンテナンスモードになります(表示内容は環境によって異なります)。
あるいは、プラグイン「WP Maintenance Mode」を使用すると、専用のメンテナンス画面を表示できます。
3. エラーログを確保
サーバーのエラーログを確認・保存します。
- PHPエラーログ:
/wp-content/debug.log(デバッグモード有効時) - サーバーエラーログ:サーバー管理画面から確認(場所はサーバーによって異なる)
ログは原因特定の重要な手がかりになるため、スクリーンショットやテキストで保存しておきましょう。
自力でやる手順(安全な範囲だけ)
ここまでの準備ができたら、以下の手順で安全な範囲の復旧を試みます。
手順1:プラグインをすべて無効化
- FTPでサーバーに接続
wp-content/pluginsフォルダの名前をplugins_oldに変更- サイトにアクセスして正常に表示されるか確認
正常に表示されれば、プラグインが原因です。
- フォルダ名を
pluginsに戻す - 管理画面から1つずつプラグインを有効化し、エラーが再発するものを特定
- 問題のプラグインを削除または更新
手順2:デフォルトテーマに切り替え
プラグインが原因でない場合、テーマを疑います。
- FTPで
wp-content/themes内にデフォルトテーマ(Twenty Twenty-Fourなど)があるか確認 - ない場合は、WordPress公式サイトからダウンロードしてアップロード
- phpMyAdminでデータベースを開く
wp_optionsテーブルでtemplateとstylesheetを検索- 値をデフォルトテーマ名(例:
twentytwentyfour)に変更
データベース操作に不安がある場合は、この手順はスキップしてください。
手順3:.htaccessを初期化
Apache環境のみの手順です。Nginx環境では .htaccess は存在しません。
- FTPで
.htaccessファイルをダウンロード(バックアップ) - サーバー上の
.htaccessを削除 - 管理画面の「設定」→「パーマリンク設定」で「変更を保存」をクリック(新しい.htaccessが自動生成される)
管理画面に入れない場合は、以下の内容で新しく .htaccess を作成してアップロードします。
# BEGIN WordPress
<IfModule mod_rewrite.c>
RewriteEngine On
RewriteBase /
RewriteRule ^index\.php$ - [L]
RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-f
RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-d
RewriteRule . /index.php [L]
</IfModule>
# END WordPress
手順4:PHPメモリ制限を引き上げ
500エラーがメモリ不足で起きている場合、wp-config.php に以下を追加します(目安。サーバー会社の推奨に従ってください)。
define('WP_MEMORY_LIMIT', '256M');
追加場所は /* 編集が必要なのはここまでです */ という行の直前です。
注意点(バックアップ必須、よくある失敗と回避策)
必ずバックアップを取る
すべての作業の前に、ファイルとデータベースのバックアップを取ってください!復旧作業中にデータが失われた場合、バックアップがなければ元に戻せません。
よくある失敗例と回避策
失敗例1:エラーログを見ずに手当たり次第に試す
→ 回避策:エラーログを確認し、原因を絞り込んでから作業する
失敗例2:データベースを直接編集して壊す
→ 回避策:phpMyAdminでの操作は慣れていない場合は避ける。必ずエクスポートしてからバックアップを取る
失敗例3:古いバックアップで復元して最新データを失う
→ 回避策:復元前に現在のデータベースをエクスポートし、最新データを保持する
失敗例4:テーマやプラグインを無理に更新して互換性エラー
→ 回避策:更新前に動作確認できる環境(ステージング環境)で検証する
復旧サポートでできること(原因調査→復旧→再発防止)
自力での復旧が難しい場合、以下のようなサポートができるかもしれません。
1. 原因の特定をお手伝い
エラーログやサーバー設定から原因を探り、複数の原因が絡み合っている場合でも、優先順位をつけて対処できます。
2. データを失わない復旧作業
データベース操作やファイル修復を慎重に行い、データ損失のリスクを最小限に抑えます。
3. 再発防止策のご提案
復旧だけでなく、なぜエラーが起きたのかを分析し、今後の対策(バックアッププラグインの導入、定期更新の仕組み化など)をご提案できます。
4. 時間の節約
試行錯誤する時間と手間を省き、ビジネスへの影響を最小限にできます。
ご相談前に準備する情報チェックリスト
復旧のご相談をいただく際、以下の情報を事前に用意しておくとスムーズです。
必須情報
あると望ましい情報
これらの情報があると、原因特定と復旧がスムーズに進みます。
FAQ
Q1. バックアップがない状態でエラーが出ました。復旧は可能ですか?
多くの場合、復旧は可能です。FTPでファイルをダウンロードし、phpMyAdminでデータベースをエクスポートすれば、現時点のバックアップを取れます。ただし、データベースが破損している場合は完全に復旧できない可能性もあります。
Q2. プラグインを無効化しても500エラーが消えません。次に何をすべきですか?
テーマを疑ってください。デフォルトテーマに切り替えて改善するか確認します。それでも解決しない場合は、.htaccessやPHPメモリ制限、サーバー設定を確認します。原因が特定できない場合はご相談ください。
Q3. データベース接続エラーが出ていますが、wp-config.phpの設定は正しいです。何が原因でしょうか?
データベースサーバーの障害やテーブル破損の可能性があります。サーバー会社に問い合わせて、データベースサーバーが稼働しているか確認してください。テーブル修復を試みる場合は、必ずバックアップを取ってから行います。
Q4. 復旧にかかる時間と費用の目安を教えてください。
復旧にかかる時間と費用は、問題の複雑さ、バックアップの有無、データベースの状態によって大きく異なります。シンプルな設定ミスなら比較的短期で済む場合もありますが、複数の問題が絡み合っている場合はより時間を要することがあります。費用は依頼先によって異なりますが、事前に見積もりを提示してもらうことをおすすめします。
Q5. 自力で復旧を試みて悪化させてしまいました。どうすればいいですか?
まず作業を中断し、現時点でバックアップを取ってください。その後、状況を整理してご相談いただければと思います。多くの場合、悪化した状態からでも復旧は可能です。
まとめ
WordPressの復旧で最も重要なのは、焦らず、被害を拡大させないことです。
この記事で解説した内容をまとめます。
- まず「触ってよいか、やめるべきか」を判断する
- バックアップを取ってから作業する
- 症状別チェックを安全な範囲で試す
- 原因不明、ログイン不可、改ざん疑いの場合はご相談を
自力での対応に不安がある場合、無理をせず一度ご相談いただくことをおすすめします。時間と安全性を考えれば、結果的に良い選択になることも多いです。
WordPress復旧でお困りの方へ
WordPressの復旧作業を承ります。原因調査から復旧、再発防止策の提案まで一貫して対応します。
- 24時間以内に返信
- 原因調査→復旧→再発防止策まで対応
- 事前に料金と作業範囲を明確に提示
「バックアップがない」「データベースを触るのが怖い」「原因がわからない」という場合も、まずご相談ください。状況をお聞きして、最適な復旧プランを提案します。お気軽にメッセージをお送りください。
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