WordPressにアクセスしたら突然、真っ白な画面だけが表示されて何も操作できなくなった経験はありませんか?
この症状は「WSOD(White Screen of Death)」と呼ばれ、原因を特定せずに触ると悪化する恐れがあります。プラグインかテーマか、それともPHPエラーなのか、どこから調べればいいか分からず不安になります。
検索すると「プラグインを無効化」「テーマを切り替え」「メモリを増やす」など様々な情報が出てきますが、何から試せばいいのか判断できません。間違った順番で触ると、復旧がさらに難しくなることもあります。
この記事では、WordPress白い画面エラーの原因と、正しい順番で安全に復旧するための手順を解説します。
まず結論:最短復旧ルート
WordPressが白い画面になったときの最短復旧ルートは以下の通りです。
- バックアップを取る(FTPとデータベース)
- プラグインをすべて無効化する(FTPでフォルダ名変更)
- 表示されるか確認
- 表示されたら、プラグインを1つずつ有効化して原因特定
- 表示されないなら、デフォルトテーマに切り替え
多くの場合、この手順で解決します。ただし、バックアップがない場合や、データベース接続エラーを伴う場合は慎重な対応が必要です。
触るのをやめる判断基準
以下のいずれかに当てはまる場合は、自力での復旧を中断して、ご相談いただくことをおすすめします。
1. 管理画面にまったく入れない
WSODでもログイン画面は表示されることがありますが、ログイン画面すら白い場合は複数の問題が重なっている可能性があります。
2. FTPやphpMyAdminへのアクセス方法がわからない
安全な復旧作業にはFTPとphpMyAdminが必要です。これらの使い方に不慣れな場合、誤操作でデータを失うリスクがあります。
3. 本番環境で直接編集する必要がある
検証環境がなく、本番サイトで試行錯誤せざるを得ない場合、訪問者への影響や検索エンジンへの悪影響が懸念されます。
4. バックアップがない、または古すぎる
最新のバックアップがない状態で作業を続けると、復旧に失敗したときに取り返しがつかなくなります。
5. エラーログが確認できない
wp-config.phpでデバッグモードを有効にしても、エラーログが生成されない場合、サーバー側の問題やPHP設定の問題が考えられます。
こんな症状なら、ご相談ください
- 管理画面もログイン画面も真っ白
- FTPやデータベースの操作に不慣れ
- 本番環境しかなく、検証ができない
- バックアップが存在しない
- エラーログが確認できない
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原因の多い順(プラグイン/テーマ/PHP/メモリ)
WordPress白い画面の原因を、発生頻度の高い順に解説します。
1. プラグインの競合・不具合
最も多い原因はプラグインです。以下のような状況で発生します。
- プラグインを更新した直後
- 新しいプラグインをインストールした直後
- 複数のプラグインが同じ機能を持ち、競合している
- プラグインがPHPバージョンに対応していない
2. テーマの不具合
プラグインの次に多い原因がテーマです。以下のパターンがあります。
- テーマを更新した直後
- カスタマイズしたテーマファイルに構文エラーがある
- テーマがPHPバージョンに対応していない
- 子テーマと親テーマの互換性の問題
3. PHPエラー
wp-config.phpやfunctions.phpなどのファイルを直接編集したときに発生します。
- 構文エラー(カンマやセミコロンの忘れ)
- 閉じタグの不足
- 互換性のない関数の使用
4. PHPメモリ不足
サイトの規模が大きくなると、PHPのメモリ制限に達して白い画面になることがあります。
- 大量の画像やデータを処理している
- 複数のプラグインが同時に動作している
- メモリ制限が低いサーバー設定
安全な切り分け手順(バックアップ→停止→復旧確認)
ここからは、安全にWSODの原因を特定し、復旧する手順を解説します。
ステップ1:バックアップを取る
作業を始める前に、必ずバックアップを取ってください!
ファイルのバックアップ
- FTPクライアント(FileZillaなど)でサーバーに接続
- サイトのルートディレクトリを丸ごとダウンロード
データベースのバックアップ
- サーバー管理画面からphpMyAdminを開く
- 該当データベースを選択
- エクスポートタブから実行
ステップ2:デバッグモードを有効化してエラーログを確認
FTPで wp-config.php を開き、以下を追加します。
define('WP_DEBUG', true);
define('WP_DEBUG_LOG', true);
define('WP_DEBUG_DISPLAY', false);
追加後、サイトにアクセスして /wp-content/debug.log にエラーログが記録されるか確認します(書き込み権限が必要)。ログがあれば、原因のヒントが得られます。
ステップ3:プラグインをすべて無効化
- FTPでサーバーに接続
wp-content/pluginsフォルダの名前をplugins_oldに変更- サイトにアクセスして表示されるか確認
表示された場合、プラグインが原因です。
- フォルダ名を
pluginsに戻す - 管理画面から1つずつプラグインを有効化
- エラーが再発するプラグインを特定
- 該当プラグインを削除または更新
ステップ4:デフォルトテーマに切り替え
プラグインを無効化しても白い画面が続く場合、テーマを疑います。
FTPでデフォルトテーマを確認
wp-content/themesにデフォルトテーマ(最新のTwenty Twenty系など)があるか確認- ない場合は、WordPress公式サイトからダウンロードしてアップロード
phpMyAdminでテーマを切り替え
- phpMyAdminでデータベースを開く
wp_optionsテーブルを開くtemplateを検索して、値をデフォルトテーマ名に変更stylesheetも同様に変更
表示された場合、テーマが原因です。テーマを更新するか、カスタマイズ内容を見直します。
ステップ5:PHPメモリ制限を引き上げる
テーマでもない場合、PHPメモリ不足を疑います。
wp-config.php に以下を追加します(目安。サーバー会社の推奨に従ってください)。
define('WP_MEMORY_LIMIT', '256M');
追加場所は /* 編集が必要なのはここまでです */ という行の直前です。
ステップ6:.htaccessを初期化
それでも解決しない場合、.htaccessファイルを初期化します(Apache環境のみ)。
- FTPで
.htaccessファイルをダウンロード(バックアップ) - サーバー上の
.htaccessを削除 - 管理画面に入れるようになったら、設定→パーマリンク設定で保存(新しい.htaccessが生成される)
よくある失敗(焦って上書き/復元できない)
WSOD対応でよくある失敗例と回避策を紹介します。
失敗例1:バックアップを取らずに作業して悪化
→ 回避策:作業前に必ずバックアップを取る。作業中にデータが失われても、元に戻せます。
失敗例2:wp-config.phpを編集して構文エラー
→ 回避策:ファイルを編集する前に必ずダウンロードしてバックアップ。テキストエディタで開き、文字コードはUTF-8(BOMなし)にする。
失敗例3:プラグインを1つずつ確認せず、複数同時に有効化
→ 回避策:プラグインは必ず1つずつ有効化し、その都度サイトにアクセスして確認する。
失敗例4:デバッグモードを有効にしたまま放置
→ 回避策:原因が特定できたら、デバッグモードを無効化(falseに戻す)し、debug.logを削除する。
失敗例5:古いバックアップで復元して最新データを失う
→ 回避策:復元前に現在のデータベースをエクスポートして最新データを保持する。
再発防止(更新手順・検証環境)
WSODの再発を防ぐための対策を紹介します。
1. 更新前にバックアップを取る習慣をつける
プラグインやテーマを更新する前に、必ずバックアップを取りましょう。自動バックアッププラグイン(UpdraftPlus、BackWPupなど)の導入をおすすめします。
2. 検証環境(ステージング環境)を用意する
本番サイトで直接更新せず、ステージング環境で動作確認してから本番に反映します。多くのレンタルサーバーはステージング機能を提供しています。
3. 更新は1つずつ行う
プラグインやテーマを複数同時に更新すると、問題が起きたときに原因の特定が困難になります。1つずつ更新し、その都度動作確認をしましょう。
4. PHPバージョンを定期的に確認
古いPHPバージョンは、新しいプラグインやテーマと互換性がない場合があります。サーバー管理画面でPHPバージョンを確認し、WordPress公式の推奨に合わせます。
5. 不要なプラグインは削除する
使っていないプラグインは無効化するだけでなく、削除しましょう。無効化したプラグインでもファイルは残っており、競合の原因になることがあります。
ご相談前に準備する情報チェックリスト
復旧のご相談をいただく際、以下の情報を事前に用意しておくとスムーズです。
必須情報
あると望ましい情報
FAQ
Q1. 白い画面になりましたが、何も表示されません。エラーメッセージもありません。
WSODは必ずしもエラーメッセージが表示されないとは限らず、「このサイトで重大なエラーが発生しました」と表示される場合もあります。これは、PHPエラーが発生しているものの、表示設定がオフになっているためです。wp-config.phpでデバッグモードを有効にし、エラーログを確認してください。
Q2. プラグインをすべて無効化しても白い画面のままです。次に何をすべきですか?
テーマが原因の可能性があります。デフォルトテーマに切り替えて確認してください。それでも解決しない場合は、PHPメモリ制限の引き上げや、.htaccessの初期化を試します。
Q3. デバッグモードを有効にしても、debug.logファイルが生成されません。
サーバーの書き込み権限の問題か、PHPエラーログの設定が無効になっている可能性があります。サーバー管理画面からPHPエラーログの場所を確認するか、サーバー会社に問い合わせてください。
Q4. 白い画面になる前にファイルを編集しました。元に戻したいです。
バックアップがあれば、該当ファイルを上書きします。バックアップがない場合、WordPress公式サイトから同じバージョンをダウンロードし、該当ファイルを置き換えてください。ただし、カスタマイズ内容は失われます。
Q5. 白い画面が解決しましたが、原因がわかりません。再発を防ぐには?
エラーログを確認し、どのプラグインやテーマが原因だったかを特定してください。また、検証環境を用意し、更新前にテストする習慣をつけることをおすすめします。
まとめ
WordPress白い画面(WSOD)の復旧で最も重要なのは、焦らず手順を踏むことです。
この記事で解説した内容をまとめます。
- まずバックアップを取ってから作業する
- プラグイン、テーマ、PHPメモリの順に切り分ける
- デバッグモードでエラーログを確認する
- 管理画面不可、バックアップなし、FTP操作に不慣れな場合はご相談を
自力での対応に不安がある場合、無理をせず一度ご相談いただくことをおすすめします。
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