WordPressにアクセスすると「データベース接続確立できません」と表示され、管理画面もサイトも開けなくなった経験はありませんか?
データベースやサーバーの知識がないと、どこから手を付けていいか分からず、触ったら壊してしまうのではと不安になります。検索すると「wp-config.phpを編集」「MySQLを確認」などの情報が出てきますが、どれが正解なのか、そもそも自分で触っていいのか判断できません。
焦って編集した結果、さらに状況が悪化してしまうケースも珍しくありません。このエラーは原因によっては、触らない方が良い場合もあるからです。
この記事では、「データベース接続確立できません」エラーの原因と、リスクを抑えながら安全に復旧するための手順を解説します。
まず結論:触らない確認から始める
「データベース接続確立できません」エラーの復旧で最も重要なのは、ファイルを編集する前に原因を切り分けることです。
推奨する確認順は以下の通りです。
- 直前の変更を確認(更新/移行/SSL等)
- サーバー障害情報・メンテナンス情報を確認
- サーバー管理画面でDB状態や容量を確認
- エラーログの確認
- wp-config.phpを触る前にバックアップ
- wp-config.phpの認証情報を確認
- サーバー会社サポートに確認
この順番で進めることで、リスクを抑えながら原因を特定できます。多くの場合、wp-config.phpの認証情報か、サーバー側の障害・容量不足が原因です。
自力対応をやめる判断基準
以下のいずれかに当てはまる場合は、自力での復旧を中断して、ご相談いただくことをおすすめします。
1. wp-config.phpの内容が分からない
wp-config.phpには、データベース名・ユーザー名・パスワード・ホスト名が記載されています。これらの項目の意味が分からない状態で編集すると、さらに接続できなくなる恐れがあります。
2. 直前の変更履歴が不明
誰かが変更したけれど内容が分からない、変更前のバックアップがないという場合は、元の状態に戻す手段がありません。無理に進めるとサイト全体が消える可能性もあります。
3. データベース操作が必要そう
エラーログに「Table doesn’t exist」「Access denied for user」などと表示されている場合は、MySQL内部の問題やユーザー権限の問題が疑われます。データベース操作の経験がなければ、手を出さない方が安全です。
4. 不正アクセスやマルウェア感染の疑い
wp-config.phpが書き換えられている、身に覚えのないファイルが増えているといった兆候がある場合は、セキュリティ対応が必要です。素人判断で進めると被害が拡大する恐れがあります。
こんな症状なら、ご相談ください
- wp-config.phpの内容が理解できない
- 変更履歴が不明でバックアップがない
- エラーログにデータベース内部のエラーが表示されている
- 不正アクセスの疑いがある
- 本番環境しかなく、検証ができない
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手順(番号付き、初心者向け)
以下の手順を順番に進めてください。途中で判断が難しいと感じたら、その時点で専門家への相談を検討してください。
1. 直前の変更を確認する
エラーが出る直前に、何か変更を加えていませんでしたか?
- WordPressやプラグインの更新
- サーバー移転やドメイン変更
- SSL化(HTTPSへの切り替え)
- パスワード変更(データベースやサーバー)
直前の変更が分かれば、原因の切り分けがしやすくなります。メモやスクリーンショットを残しておくと、サポートへの問い合わせ時にも役立ちます。
2. サーバー障害情報・メンテナンス情報を確認する
レンタルサーバー会社の障害情報ページや公式のお知らせをチェックしてください。サーバー側でメンテナンスや障害が発生している場合は、こちらで対応できることはありません。復旧を待つか、サーバー会社へ問い合わせてください。
3. サーバー管理画面でデータベース状態や容量を確認する
レンタルサーバーの管理画面(コントロールパネル)にログインし、次の項目を確認します。
- データベースが起動しているか(停止していないか)?
- ディスク容量は上限に達していないか?
- データベース容量は上限に達していないか?
- 同時接続数制限に引っかかっていないか?
容量不足や接続数制限が原因なら、不要なファイルやデータベースのレコードを削除する、プランをアップグレードするといった対応が必要です。
4. エラーログを確認する
サーバー管理画面やFTPで、次の場所にエラーログがないか確認してください。
/wp-content/debug.log(WordPressのデバッグログ)- サーバーのエラーログ(場所はサーバー会社により異なる)
ログに「Access denied」や「Unknown database」といったメッセージがあれば、認証情報やデータベース名が間違っている可能性が高いです。
5. wp-config.phpを触る前にバックアップを取る
ここから先、ファイルを編集する場合は必ずバックアップを取ってください。FTPソフトでwp-config.phpをダウンロードし、日付を付けてローカルに保存しておきます。
間違って編集してしまっても、バックアップがあれば元に戻せます。
6. wp-config.phpの認証情報を確認する
wp-config.phpをテキストエディタで開き、次の項目を確認します。
define( 'DB_NAME', 'データベース名' );
define( 'DB_USER', 'ユーザー名' );
define( 'DB_PASSWORD', 'パスワード' );
define( 'DB_HOST', 'localhost' );
これらの情報がサーバー管理画面に表示されているデータベース情報と一致しているか照合してください。一致していない場合は、正しい情報に書き換えて保存します。
ただし、パスワードを変更した記憶がない、サーバー移転などを行っていないのに情報が違う場合は、不正アクセスの可能性があります。この場合は編集せずにサーバー会社へ相談してください。
7. サーバー会社サポートに確認する
上記の手順で原因が分からない場合は、サーバー会社へ問い合わせてください。問い合わせ時に次の情報を伝えると、対応がスムーズです。
- エラーが発生した日時
- エラーメッセージの全文(スクリーンショットがあると良い)
- 直前に行った変更内容(プラグイン更新、SSL化、サーバー移転など)
- サーバーのプラン名
- データベース名(分かれば)
「データベース接続確立できません」と伝えるだけでは、サーバー側で原因を特定できないことがあります。できるだけ具体的に状況を伝えましょう。
注意点(バックアップ必須、よくある失敗と回避策)
失敗例1:wp-config.phpを編集してさらに悪化
wp-config.phpには、データベース情報以外にも重要な設定が多数記載されています。誤って別の行を削除したり、引用符を消してしまうと、エラーが増えて復旧が困難になります。
→ 回避策:編集前に必ずファイルをダウンロードしてバックアップ。テキストエディタで開き、文字コードはUTF-8(BOMなし)にする。
失敗例2:パスワードの「特殊文字」が原因でエラー
データベースパスワードに'(シングルクォート)や"(ダブルクォート)が含まれている場合、wp-config.phpの引用符と合わずにエラーになることがあります。
→ 回避策:wp-config.php側の引用符を合わせるか、必要に応じてエスケープする。安全のためにパスワードを変更する場合は、変更後の情報を正確に反映する。
失敗例3:データベースホスト名の間違い
レンタルサーバーによっては、データベースホスト名がlocalhostではなく、mysql123.example.comのような独自の値になっている場合があります。
→ 回避策:wp-config.phpのDB_HOSTには、サーバー管理画面に表示されているホスト名をそのまま記載する(localhostや127.0.0.1など、環境により異なる)。勝手に変更しない。
FAQ
Q1. 一時的に直るが、しばらくするとまたエラーが出るのはなぜ?
A. 接続数制限に引っかかっている可能性があります。アクセスが集中するとデータベースへの接続数が上限に達し、新しい接続を受け付けられなくなります。アクセスが減ると一時的に復旧しますが、また増えるとエラーが再発します。
サーバーのプラン変更や、アクセスを分散させるキャッシュプラグインの導入を検討してください。
Q2. サーバー移転の直後に出る場合はどうすれば良い?
A. 移転元のデータベース情報がwp-config.phpに残っている可能性があります。移転先サーバーのデータベース名・ユーザー名・パスワード・ホスト名を確認し、wp-config.phpを書き換えてください。
また、データベースのインポートが正しく完了していない場合もあります。移転先サーバーの管理画面でデータベースが存在するか、テーブルが正しく作成されているか確認してください。
Q3. 依頼する時に必要な情報は何?
A. 次の情報を整理しておくと、専門家やサーバー会社への問い合わせがスムーズです。
- エラー発生日時
- エラーメッセージ(スクリーンショット)
- 直前の変更内容
- サーバー会社名とプラン
- WordPressへのログイン可否
- FTPやサーバー管理画面へのアクセス可否
これらの情報があれば、原因の切り分けや復旧作業を効率的に進められます。
Q4. データベース修復ツールを使っても良い?
A. WordPressにはwp-config.phpにdefine( 'WP_ALLOW_REPAIR', true );を追記することで、データベース修復画面にアクセスできる機能があります。ただし、この機能はテーブル破損が疑われる場合に使うもので、接続自体が確立できない場合は効果が期待できません。
また、修復ツールは誰でもアクセスできる状態になるため、使用後は必ず設定を削除してください。不安な場合は使わない方が安全です。
Q5. エラーログに「Too many connections」と出ている場合は?
A. MySQLの同時接続数が上限に達しています。アクセスが集中している、プラグインが大量のクエリを発行している、長時間実行されるスクリプトが残っているなどの原因が考えられます。
不要なプラグインを無効化する、サーバーのプラン変更、クエリを最適化するなどの対応が必要です。サーバー会社へ相談すると、設定変更で解決できる場合もあります。
まとめ
「データベース接続確立できません」エラーは、原因がサーバー側にある場合も多く、無理に自力で解決しようとすると状況が悪化する恐れがあります。
まずは触らずに確認できる項目(障害情報、容量、エラーログ)をチェックし、原因の見当が付かなければサーバー会社へ相談するか、WordPress専門家に依頼してください。
wp-config.phpを編集する場合は、必ずバックアップを取り、1行ずつ慎重に確認しながら進めましょう。途中で不安になったら、そこで作業を止めて元に戻すことが大切です。
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